うつ専門カウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

反響多数:うつ病の息子を支えた母親の体験記(全8回)

書籍一覧 

「ありがトン」(コミックエッセイ)

著者名:さわとん
出版社: サンマーク出版
販売価格: 1,404円(税込)
発売日: 2009/06/20
絵: アウチ!
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内容紹介

Chapter1 「ありがトン」は、魔法の言葉!
Chapter2 ぼく「さわとん」。ぼくは自分が好きじゃなかったの
Chapter3 「うつ」って言われたの。ぼくは、どうなる?
Chapter4 ぼくは、普通じゃないの?ひとりひとり違っていいんだ!
Chapter5 「ありがトン」は、どこにでもたくさんあるよ
CD「ありがトン♪」(うた・作曲:里地帰/作詞:里地帰・さわとん)

魔法の言葉を知っていれば、もっと人生うまくいく!
うつで悩んだブタ「さわとん」が気づいた大切なことって、なあに?

幼稚園から小学生、中学・高校・大学、そして就職に結婚……。
なかなか自分を好きになれないまま生きてきたブタの「さわとん」。
ところが、出向による過労から「うつ」になって人生が大きく変化。

うつだけでなく難病の体験や死にたくなるような気持ちとの葛藤を経て、「ありがトン」という言葉との出会いから大切なことに気づきはじめます。魔法の言葉に教えてもらったこと――
「1人ひとり、みんな違っていいんだ!」

みんなで歌える「ありがトン♪」のCDも付いています。

 

※この本は、現在書店などでは販売されていません。Amazonなどのネット書店でお買い求め下さい。

 

「人生をやめたいと思ったとき読む本
~マンションから飛び降りたぼくがあなたに贈る
生きる力がわいてくる30のメッセージ」

著者名: 澤登和夫
出版社: 東洋経済新報社
販売価格: 1,404円(税込)
発売日: 2013/01/11
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内容紹介

序章: ぼくがマンションから飛び降りた理由
第1章: ぼくはどうやって「死にたい」から解放されたのか
第2章: 生きる力を取り戻した仲間たちの方法
第3章: 生きる力がわいてくる考え方
第4章: この方法で生きる力を取り戻そう
特別対談: 参議院議員、川田龍平さんとの対談

さわとんよりメッセージ(「はじめに」より抜粋)

この本は、「人生をやめたい」と思っている方のことだけを考えて書きました。
「とにかく、楽になりたい」
「リセットして、ゼロからやりなおしたい」2005年夏のある日、私はマンションの最上階から飛び降りました。

奇跡的に生かされて、今この本を書かせてもらっています。この本で重視したものは、理論や方程式ではありません。

重視したのは、「体験」です。

• 私自身が「人生をやめたい」と思った時に感じていたこと
• 5年半の重度のうつ病、難病の苦しみから解放されるまでに支えになったこと
• 私のクライアントさんら、同じように辛い思いをしてきた仲間たちの体験談

をもとに、「人生をやめたい」という方でも、比較的取り入れやすい考え方や、実践的な方法を「30のメッセージ」としてまとめました。

ひとつだけ、断言できることがあります。
それは、私は「人生をやめたい」と強く長く思っていたからこそ、今、充実した日々を送らせてもらっている、ということです。

あの苦しい日々があったからこそ、今の自分がいます。それはきっと、あなたにとっても同じことです。
今あなたが心底苦しい思いをしているからこそ、そこから解放された後にはきっと実りある人生が待っています。

この本が、あなたの希望の光となることを、こころから願っています。

 

「自殺者3万人を救え!−“命”みんなで守る社会戦略」

著者名: 澤登和夫
共著者: 望月昭、細川貂々、藤澤克己、清水康之、佐々木久長、NHK「“命”みんなで守る」制作班
出版社: NHK出版
販売価格: 1,836円(税込)
発売日: 2011/02/25
(Amazonはこちら

内容紹介

第1章: 死んでしまいたかった僕と支えた相棒/望月昭・細川貂々
第2章: 私は、なぜ飛び降りたのだろう/澤登和夫
第3章: なぜ、“死にたい”と思うのですか?/斎藤大輔 ~NHKに寄せられた5000通の声
第4章: “安心して悩むことのできる社会”を目指して/藤澤克己
第5章: “地域力”でSTOP!自殺/NHK「“命”みんなで守る」制作班
第6章: 自殺のない「生き心地の良い社会」を目指して/清水康之 ~実態調査から見えてきた自殺の実態と対策の課題
第7章: 自殺者を激減させたフィンランドの国家戦略/佐々木久長 ~日本の自殺予防対策、これからの課題を考える

自殺者が13年連続で3万人を超えた。自殺はうつ病や貧困、解雇といった社会問題と分かちがたく結びついている。本書は、自殺未遂者が語る“私の場合”などの生の声や、自殺防止に取り組んでいる各地域の紹介、専門家による具体的な解決策を提示している。

この本は、2009年12月1日から3回にわたって、生活ほっとモーニング(当時)で放送された、「“命”みんなで守る」の内容をもとに作成したものです。

さわとんよりメッセージ

この本には、主に二つのことが書かれています。

ひとつは、自殺対策に取り組んでいる人たちの活動です。
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之さんら、日々命をサポートしている人たちが感じている社会の課題と具体的な取り組みが示されてます。

もうひとつは、「死にたい」と思ってきた人たちの率直な声です。
ベストセラーで映画化もされた「ツレがうつになりまして。」の著者、細川貂々さんの「ツレ」である望月昭さんもリアルな気持ちを書いています。

私は、「私は、なぜ飛び降りたのだろう」として、マンションの最上階から飛び降りたときのこと、そのときの気持ち、人生を変えたひと言などをありのままに書き記しました。コミックエッセイ「ありがトン」でもわかりやすいマンガを描いてくれたアウチ!の青木秀一さんの4コママンガも随所にあり親しみやすくなっています。

悩んでいる人にもサポートしている人にも特に読んで頂きたいのは、第3章の「なぜ、“死にたい”と思うのですか?~NHKに寄せられた5000通の声」です。
ひとりひとりがどのように悩んでいるのかがよくわかります。その中で印象に残ったひとりの声をご紹介します。

『私はうつ病で病院に通い、いつも自殺を考えています。たとえその気持ちを相談しても、基本的に全否定で返ってきます。「死んではいけない」「死んでどうするんだ」と。でもとりあえず一度受け止めてほしいんです。「そうか死にたいのか」「どうしてなんだ?」と。

理由がどうあれ死んではいけないということは私もわかっています。自殺をする人もみんなわかっているはずです。でもその衝動とか気持ちを抑えられないから苦しいんです。わがままかもしれませんが、とりあえず気持ちを聞いて一緒に悩んでほしいんです』(20代女性)

私も当時、この女性とまったく同じように思っていました。
悩みを受け止めあえる「うつ円満社会」を作るためにも、この本をおすすめします。

※この本は現在、書店などでは販売されていません。Amazonなどのネット書店でお買い求め下さい。