うつ専門カウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

反響多数:うつ病の息子を支えた母親の体験記(全8回)

小松律子(さわとん公認カウンセラー)

小松律子です。

10年ほど前、家族の中に二人の「うつ病」をかかえ、自殺未遂、希死念慮に直面し、私自身もそれまでの価値観を根底から見つめ直す精神的に崖っぷちの状態になり、長年積み上げてきた常識や思い込み、心のクセ、枯渇した感情を一つ一つ掘り起こしました。

養老孟司の「希望とは自分が変わること」という言葉を支えに、囚われている自分、今ある自分のどんな姿もすべて受け入れ、社会という檻の中で、「普通とは、世間とは、何?」という疑問を考え知っていくことで少しずつ自分が変わりはじめ、元々あったものに気付きました。

「死んでしまいたい」という言葉の裏には必ず「生きたいという願い」があり、「普通」という社会が作り上げた価値観に苦しむ私たちには皆、唯一無二の物語があって、生と死は常に連動していると思うのです。そして今、「変わらなくていい」「そのままでいい」「変わる必要なんてないんだ」と自分が自分に言ってあげることこそが大切だと感じています。

一人一人、違って当たり前。だからこそ意味があるのだと思います。

  • 今、好きな言葉

  「Alone, but not lonely」ひとりだ。でも淋しくない。

自分自身への信頼です。

  • 今、心掛けていること、

「ひとをジャッジしない」

「ジャッジは出来ない」なぜなら私は、あなたではないから、、、、

「ブロック」を外すには、どうすればいいの?
叩いても強くなるばかり、逃げても大きくなるばかり
ブロック外しに時間を使うくらいなら、いっそのこと共存してみませんか?

このままでいい、嫌いなままでそばにいる覚悟、そしてそんな自分を大切にしてあげること。

開き直って、楽しんで生きているうちに消えてしまうこともある。少なくとも軽くはなりますよ。

SP(セルフパートナー)心の中で会話出来るもう一人の自分、私は「サフィラ」(西洋のドラゴン)と名付けています。

 

特にこのような方へ

*LGBTQ+(セクシャリティで悩んでいる方)当事者および、家族、友人(ありのままの自分を出すことが怖い方)

*周りに知られたくないけど、一人で持っているのは苦しい思いを、全く関係のない誰かに、ただ聞いて欲しい方

 

プロフィール 

福岡県で二人兄弟の長女として生まれ、独身時代は外資系の船会社に5年間勤務し、長女の出産を機に専業主婦となり、2年後に長男を出産。その間、商社勤務の夫は中近東に単身赴任。その後家族で「微笑みの国タイ」へ。日本の常識=世界の非常識を体感。そしてバンコクにて第三子の出産を経験。そこでは離婚の危機もありました。帰国後、夫はクロアチア赴任中に胃癌を発症し、手術、療養後に会社を退職。再就職の後に現役を引退。そして現在私は20年間勤務してきた会社で、週3日のパートタイマーとして働く中、今年の9月から外国人に日本語を教えるボランティア活動を開始し、国際交流のイベント等にも参加しています。

 

さわとんより

ぼくがサフィラこと小松さんと出会ったのは2015年。「生きていたくないと話す家族を何とかしたい」と考えていた中で、知人の市議会議員が配っていたチラシにぼくのこと(当時はうつ専門カウンセラーでした)が書いてあったのがきっかけでつながりました。

ぼくは「まずは自分自身が大事。自分を人生最強のパートナーに!」ということを伝えていて、小松さんはまだ半信半疑でしたがセルフパートナーズ(SP)の講座を何度も受講されました。講座中に小松さんは自分と向き合います。自分の中のもう一人の自分に大好きなドラゴンの名前「サフィラ」と名付け、対話を重ねます。そのプロセスは決して生易しいものではなく、自分自身や家族に対する見たくもないドロドロした気持ちも見ることに。ご本人曰く「命がけで自分と向き合って」そんな気持ちを受け止めていきました。

小松さんはぼくが提唱している自分実験もたくさん行います。家から出て実家に身を寄せるといったこともしました。たくさんの自分との対話や自分実験を重ねる中で、少しずつ自分アンテナの感度が良くなり自分の気持ちにフォーカスできるようになりました。自分の奥底に隠れていた本当の気持ちにも色々と気づき、家族をコントロールしたいと思っていた自分にも気づいたそうです。

「家族であっても他人は他人、自分は自分」ということが腑に落ち、小松さん自身も少しずつ気持ちが吹っ切れていきました。自分も家族にも無理がなくなり楽になったそうです。こんな経験をされてきた小松さんだからこそ、何を話してもジャッジせずに遠からず近からずの距離感で一緒にいてくれる感じがとても心地いいです。ぜひ、小松さんとお話してみてください。

 

無料カウンセリングの時間帯と方法

<主なカウンセリング可能時間帯>  
できる限り合わせます。平日も日程次第で可能です。

(※お申し込み時に上記を参考に希望時間を3つほどご記入ください。メールのやり取りで日程を決定します)

<カウンセリング方法>

・対面で60分~90分

基本は、千葉県市川市、あるいは東京日本橋。どこかのカフェか、公園を散歩しながらでもOKです(天気次第で)。

私でよければ、お話し聞かせて頂きます。