うつ専門カウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

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【実録】家に本が無い生活4年間。今感じる5つのメリット

 
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澤登和夫(さわとん)
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100冊以上あった本が、4年前にゼロに

ぼくは今、家に自分の本がありません。

正確に言えば、妻が持っている本はあります。

あと、ぼく自身が書いた3冊の著書はあります。

それ以外は、、、ありません。

と言っても、全く本を読まないわけではありません。平均すれば月に1冊程度は読んでいます。

そして、以前は本がたくさんありました。

これは約10年前のYouTube(この動画、今と色々と違って笑えます(^0_0^))をキャプチャーしたものですが、右上の棚に結構本があります。

100冊以上はありました。

もともと本を読むのは好きで月に3、4冊は買うことも多かったです。

しかし、常に本がいっぱいあることになんとなくモヤモヤを感じていました。

「結局読んでない本も何冊もあるなぁ」とか。

そしてこんまりさんの片付けの本などに影響を受け、

「今後読むかどうかではなくて、今ビビッとくる、そばに置いておきたい友達のような本だけ残そう」

と一気に20冊位に減らしました。

 

そして、完全にゼロにしたのは2016年3月のことです。

一気に全て手放して、本ゼロライフが始まりました。

当時思っていたのは、色々な本を読んできて、本の中に答えを探そうとし過ぎてる自分を感じてたんですね。

「本当は、自分の中に答えがあるのでは無いか」

「結構読んできたし、読まなくても十分じゃないか」

「読まなくても伝えられるのでは」

そんなことを思って思い切ってゼロにしました。

 

当時本をゼロにした時のフェイスブックの投稿でも、

「ドキドキ不安はあったけど、スッキリ」

って書いてありましたが、結論としては今でもそんな気持ちです。

一言で言って、本ゼロライフは快適です。

 

本ゼロライフのメリットをまとめたら5つありました。

 

メリット1:お金がかからない

これは、、まぁそうですよね。

お金をかけない=一概に良いことでは無いですが、本を買うお金がかからないのは事実です。

ネットやYouTubeを見に行けば、パソコンの使い方でもレシピでも、生き方的なことでも色々と出てきますしね。

それでほぼ間に合っています。

 

メリット2:本のスペースが不要。快適

当然、本が無くなるので本のためのスペース、書棚のためのスペースが無くなります。

これだけで広々して、心がスッキリします。

最初は逆に寂しさも感じたけど、書棚もなくなるとその分実際のスペースも増えるし快適でした。

そして、心のスペースも増えるんですよね。

「あの本、読まないとなぁ」みたいなモヤモヤもなくなるのでスッキリです。

 

メリット3:「答えは自分の中にある」と知る

「答えは自分の中にあるのではないか」

これを確認するために思い切って本ゼロライフをスタートしたんですが、結論としては、

「答えは自分の中にあった!」

って思います。

結局、、大丈夫でした。

本が無くても大丈夫でした。

本が無くても、これまで伝えたいことを伝えたりできました。

何かが無ければ人はどうにかするもの。

本が無ければ、ネットなど他のものから最低限は取り出す。

そして、自分の中から取り出す。

「答えは自分の中にあった」

以前は本に依存していたなぁとも思います。

 

メリット4:自分を信じられるようになる

「答えは自分の中にある」とつながりますが、本が無くなることで自分との対話が増えました。

そして、自分の思うことを自分の言葉で誰かに伝える感覚が増えました。

自分が伝えてる感覚。

これは結構大きかった。

それによって、自分自身との距離も近くなった感じがします。

それはつまり、自分を信じるということ。自信。

本をゼロにしたことで、むしろ自信がアップしたと思います。こんな自分でいいんだなって。

 

メリット5:「まぁどうせなんとかなる」を実感

最終的にここに行き着きます。

これはぼくがいつも思ってることです。

「まぁどうせなんとかなる」

これがさらに強固になりました。

本が無ければ無いなりにやる。

本当に欲しいと思ったらまた買えばいいし。

実際に同じ本を買ったことは、この4年間で2回です。

(ちなみに、、こんまりさんの片付けの本が2冊のうちの一冊です)

1回なら1,500円で済んだところが、2回買ったので3,000円になる。

これが損なのかどうか。

2回書いたいほどの価値を与えてくれたんだから、お金を出してもいいとぼくは思います。

「また読むかもなぁ」と思ってた本は、そのまま読まないでいるほうが圧倒的に多い。

ぼくの場合は9割型読まなかった。

だったら、こうしてまた本当に買いたい時に買うほうが「この本読むかもな」とか「あぁこの本結局読んでないな」みたいな気持ちも持たなくて済む。

「まぁどうせなんとかなる」なんですよね。

 

ということで、本ゼロライフ、ぼくはとても快適です。

最初、ドキドキや不安はあったけど、今は全く感じないし、本が無いのが当たり前になっています。

人生終わるまでこんな感じなんでしょうか。終活的にもいいかな。

本ゼロライフ、よかったら自分実験してみてください。

どうせまた買えばいいんですから。

 

 

YouTubeでもこの内容のことをお伝えしていますので、よかったらご覧ください。

 

家にあったぼくの著書はこちらです。

人生をやめたいと思ったとき読む本  (東洋経済新報社)

ありがトン(サンマーク出版:中古のみ)

自殺者三万人を救え!

自殺者3万人を救え!−”命”みんなで守る社会戦略(共著:NHK出版:中古のみ)

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