うつ専門カウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

反響多数:うつ病の息子を支えた母親の体験記(全8回)

例年に増して、この時期心身不調な人が多いようで。。

 
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澤登和夫(さわとん)
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ぼくの住む千葉県佐倉市も桜が満開になってきました。

きれいだなぁと思いつつ、、

実は心身調子がイマイチだなぁっていう人、いませんか?

 

実は、毎年この桜が咲く時期に心身の体調を崩す人はとても多いのです。

ぼくのところにも、色々なしんどい声が舞い込んできます。

ぼく自身も、、寝起きがいつもよりやや悪い気がします。

 

なぜこの時期に、心身の体調を崩しやすいのでしょうか。

その原因は主に、、

  • 年度の切り替えで、異動や引っ越し、入学など環境の変化が多い
  • 忙しい
  • 季節の変わり目で、気温の変化が激しい
  • 花粉症の季節

などがあります。
そもそも要因が多いんですよね。

そしてもう一つ、、、

  • 春なのに。桜がきれいなのに、自分は。。。

みたいなこと。

みんながスタートする季節。あたたかくなってきた。芽も出てきた。桜も咲いている。

新しく何かをスタートしてる人も多い。。

それに比べて自分は。。

あまり楽しくない。

どうも気が進まない。。

気持ちは焦るのに体が。。。

 

実は

いつもとそんな変わらないのに、周りの人や世の中の雰囲気と比較して自分を相対的に卑下しやすい

そんな時期でもあるんですよね。

だからちょっと冷静に考えれば自分のいつものペースだったりするんですけどね。

 

相談が多い3大シーズンっていうのがあって

  • クリスマスから年末年始
  • ゴールデンウィーク前後
  • 年度代わりの桜の季節

なんですよね。

全部、一般的には楽しく盛り上がる時期ですね。

その明るさと比較して勝手に気分が落ち込みやすくなります。

 

 

そして、、今年は特にこの時期、体調崩している人多い気がするなぁ。

 

なぜか。。。

 

そう、今、一番盛り上がっていることが関連しますね。

 

はい

 

 

令和

 

です。

 

5月1日から新元号「令和」になることが数日前に発表されました。

「令和」一色。

テレビもネットも、この話題ばかり。

 

どんな社会になるんだろうなぁ

楽しみだなぁ

 

と思いつつ、、

 

人は変わることに対して、知らず知らずエネルギーを使ってる。

そのまんまでいたい。

「安定」を求めたい、というのが人の本能としてある。

 

だから、、

新しいことが楽しみであったとしても、

そのことへの不安も湧き上がりやすい。

 

「令和」への変化。

これがいつもの桜の季節の環境や季節の変化と相まって、心身体調を崩している人が増えている。

と、思います。

 

 

どうしたらいいのか、はそれぞれだけど一般的なことを少しだけ書きます。

 

まず、、今の時期調子が悪いのは当たり前だってこと。

そんな人が多いってこと。

自分だけじゃない。

それだけはまず思ってほしいな。

 

そして「動かない勇気」

ある意味、当たり前の流れでもあると思います。

不安になったり比較したり、、そんな時はエネルギーが落ちている。

でもまたちゃんと落ち着いてくればエネルギーが上がってくる。

その時にまた動けばいい。

そんな考えも、どうでしょう。

 

(ぼくの著書「人生をやめたいと思ったとき読む本」にも詳しく書いています。)

 

平成から令和という流れ、波があるように、

生きている以上、心身の波もある。

そんな自分の波を感じ、大事にして生きる。

こんなことが問われている気もします。

 

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