歩くカウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

大好評:うつ病の息子を支えた母親の体験記(全8回)

【講演会の内容】ゲートキーパー5つの役割(1)気づく

 
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「ゲートキーパー」とは

ゲートキーパーという言葉を聞いたことがありますか?

自殺対策で使われる言葉なんですが、ここでは簡単にお伝えします。

ゲートキーパーとは、サッカーのゴールキーパーをイメージするとわかりやすいと思います。

サッカーはボールがラインを超えないように守る人ですが、ゲートキーパーはボールが「命」に置きかわります。

ゲートは門番なので「命の門番」とも言われます。

自殺で命を落とさないように、命を守る人、支える人、ということです。

と聞くと

「これはお医者さんとか専門家のやることだな」

と思うかもしれませんが、いや、そうでは無いんです。

大事なのは「誰もが誰ものゲートキーパー」という考え方です。

あなたが周りの人に行ったちょっとしたこと、声をかけるとか話を聴くとか、一緒にご飯を食べるとか、、そんなことが命に繋がっているんですよね。

決して専門家だけが関係することではありません。

あなたができること、一緒に考えてみませんか。

 

ゲートキーパー 5つの役割

ゲートキーパー の役割として5つのことが言われています。

それは、

1)気づく

2)声をかける

3)話を聴く

4)つなげる

5)見守る

です。

もちろんこれだけが大事とは思いませんし、ぼくはさらに大事なことがあると感じ講演会ではそれもお伝えしていますが、ここでは国がゲートキーパーとして大事だと伝えているこの5つのことについてお伝えします。

まずは1)「気づく」についてです。

 

どちらがうつですか?躁ですか?

さて、この写真ぼくがうつだった時、そして躁だった時の写真です。

今から15年ほど前の写真なので、若くて髪もありますが。。

躁状態は、元気になりすぎてハイになっちゃう、自信満々の状態です。

さて、どちらがうつでどちらが躁だと思いますか。

 

答えを言いますね。、、、

答えは、、

はい、左の青いほうの写真がうつなんです。

確かによく見れば笑顔が引きつってるとか肩が上がってるかもしれませんが、ぱっと見わかる人は少ないと思います。

うつの時は、人にわかられたくない、迷惑をかけたくない、という思いもあってみんなの前では笑顔ができてしまうものなんですよね。

しかしこの時は接待先で、トイレの中では10分位ずっと下を向いてうつろだったことを覚えています。

当時、うつのことを話していた上司以外でぼくがうつっぽいとわかって声をかけてくれた人は数年間で一人しかいませんでした。

それだけ、うつや精神的に調子が悪い人に「気づく」って難しいことでもあります。

 

「気づく」ポイントは?

では、気づくためにはポイントがあります。

それは、

 

「いつもと比べてどうか」と言うことです。

極端に言えば、初めましての人が下ばっかり向いているから

「この人うつだな」

ってダメですよね。それは単なる個性かもしれません。

そうではなくて、いつも前を向いている人が下を向いているとか、なんかぼーっとしてるとか、「いつもと比べて」が大事です。

ということは、適度にその人に関心を持って普段から見ていることが大事ですね。

うつがどうとか関わらず、適度に周りの人に関心を持っていること、別に無理してやる必要は無いですが、適度に関心を持っていることが「気づく」ために大事なことでもあります。

 

具体的には、「気づく」にはどこを見ればいいの?

精神的に調子が悪い人を見わけるには、どこを見ればいいのでしょうか。

これは一概に言えませんが、このようなことがあります。

身だしなみがおかしくなったとか、アルコール、遅刻、失敗が増えたなどなどありますが、

やはり「表情」、その中でも「目」の動きに出やすい人が多いです。

もちろん先ほど話したように「いつもと比べて」がポイントです。

いつもと比べてなんかぼーっとしてるな、なんかキョロキョロしてるな、もしかしたらそれはしんどいサインかもしれません。

目の動きに関わらず、いつもとの違いに気づけるセンサーも敏感にしていけたらいいですね。

 

まとめ&YouTube

以上、ゲートキーパーとしての5つの役割の1つ目「気づく」についてお伝えしました。

 

周りの人と適度に関心を持ちあいながら過ごしていけたらいいですね。

次回は、2)声をかける についてです。

 

YouTubeでもほぼ同じテーマで配信しました。動画なので講演で話している感じと近いので、またブログとは違った気づきもあると思います。

 

次の(2)はこちらに書きました。

【講演会の内容】ゲートキーパー5つの役割(2)声をかける

 

著書です。

<特に今回の記事におすすめの本>

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