うつ専門カウンセラー澤登和夫(通称さわとん)の講演、カウンセリング

反響多数:うつ病の息子を支えた母親の体験記(全8回)

【歌】「ぼくの中のお前」(さわとんベストアルバムより)

 
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澤登和夫(さわとん)
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あなたの中に、嫌な自分っていますか?

動きたい自分をストップさせたり、人と比較して嫉妬したり、、

ぼくはそんな嫌や自分を「お前」と呼ぶことにしました。

お前なんていなくなればいい

なんでここまでまとわりつくんだ!

でも、お前は、色々なことを教えてもくれていた。。

 

ぼくの中のお前

「ぼくの中のお前」
(2014年)
作詞/さわとん
作曲/さわとん
編曲/安達充

この曲はさわとんのオリジナルCDベストアルバム「大切な君へひとつだけ伝えたいこと」の6曲目に収録されているオリジナルソングです。

(※このCDは再発売に向けて調整中です)

 

この曲ができたエピソードなど

 この曲は、ぼくが人生初めて作曲した曲です。安達充さんの作詞作曲教室に参加する中で形になりました。まず、「ワンメッセージ」というのを決めました。この曲のワンメッセージは、「うつ君、守ってくれてありがとう」です。実はこのメッセージは、うつを抜け出す頃に思い始めたことなんです。ずっとうつの自分が嫌で「早く抜け出したい」、「うつなんて早くいなくなれ」とずっと思っていましたが、実はうつになったことで、無理をしないように自分を守ってくれていた、「今は休むときだよ」ってメッセージを伝えてくれていた、ということがわかりました。そう考えるようになってからはあれだけ嫌だった「うつ君」に愛おしさも感じるようになり、それから「うつ君」は悪さをしなくなっていきました。そんな想いを歌にしたいとずっと思っていたんですが、安達さんの講座のおかげで形になりました。


作曲については、この講座を受講するまでコードという存在すら知らなかったぼくですが、基本的なコード進行はなんとなくわかるようになり、あとはBand in a Box というパソコンソフトを使いながら曲を作りました。ちょっと最初から暗い感じになりすぎたかなぁとか、今思うと感じることもありますが、とにもかくにも自分が作曲した曲ができたということは自分にとってありえないことで、アーティストさわとんとしても大きな一歩を踏み出した曲です。安達さんが素敵にアレンジしてくださり、最終的にこの形になりました。

 


この曲のこだわり・おすすめポイント

 この曲は、今うつなどで悩んでいる方に、ぜひ聴いて欲しい曲です。うつを無くすのではなく、うつを受け入れる。うつとともに生きる。ぼくがその考えでうつから解放されていったように、生きるヒントと力になれたら嬉しいです。うつだけじゃなくって、体の病気や自分の嫌な部分などにも置き換えられますよね。

安達充さんホームページ
   

では、YouTubeでお聞きください。

 

 

「ぼくの中のお前」歌詞

守ってくれてありがとう

今日も一日体がどんより   
何もできずに暗くなるこの空

お前なんていなくなればいい
なんでここまでまとわりつくんだ
もしかして何か伝えたいのか
逃げずにいるのは
意味があるから?
 
休んでもいいんだよ 
背伸びしなくても大丈夫
強がらなくていいよ
そのまんまで十分だよ
 
立ち止まっていいんだよ
横になっても大丈夫
誰かに頼ってもいいよ
今のまんまで十分だよ
 
お前はぼくを苦しめていたけど
本当はぼくに教えてくれてた
 
ありがとう
教えてくれてありがとう

ひさしぶりにこころがどんより
今のぼくにはまぶしいこの空

お前が再び現れるとは
サヨナラしたと思っていたのに
今度は何を伝えたいんだ
一生離れないつもりなのか?
   
苦しみも乗り越えたね
何十年も歩んだね
ずっと見ていたよ
ひとりでもがんばってたね
 
どんなことも乗り越えたね
一歩ずつ歩んだね
ずっと見ていたよ   
何度でも立ち上がったね
 
お前はぼくを動けなくしたけど
本当はぼくを守ってくれてた

ありがとう
守ってくれてありがとう
 
お前はぼくに教えてくれてた
お前はぼくを守ってくれてた
 
ありがとう
そばにいてくれてありがとう
 
ありがとう 
これからもよろしくね

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